エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.616
2017.12.01 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Intel製デュアルギガビットLANを搭載する「X299 Taichi XE」。ネットワークハブに余裕があるならぜひチーミングを構築しておこう |
Windows 10環境では一時期非対応になっていたIntel製LANによるチーミング。しかし今年2月に提供されたドライバーバージョンV22.0.1より再びサポートが追加された。そこで本項では、標準装備のIntel I219V/I211ATによるチーミング環境の構築方法について紹介していこう。複数のLANポートをまとめることで、帯域幅が2倍に拡張できる他、耐障害性も強化できる有効な手段となる。ネットワークハブのポートに余裕があるならぜひ導入を検討してみてほしい。
初期状態ではIntel I219V/I211ATとも個別に認識。速度はそれぞれ1.0Gbps |
「デバイス マネージャー」から「Intel(R) I211Gigabit Network Connection」または「Intel(R) Ethernet Connection(2) I219-V」のプロパティ画面を開く |
プロパティ画面から「チーム化」タブに移動。「新規チーム」をクリックする |
「新規チームの作成ウィザード」が起動するので、まずはチーム名を入力。こちらは初期状態のままでも問題ない |
チームに含めるアダプターを選択。今回は2つしかないので両方にチェックを入れる |
今回、チームタイプは帯域幅の拡張と対障害機能を備えた「アダプティブ・ロード・バランシング」を選択した |
設定後「完了」ボタンをクリックすれば、チームが自動的に構築される |
「デバイス マネージャー」に設定したチームが認識される |
チーミングが完了したネットワークプロパティを確認。速度は2.0Gbpsにアップしている |