エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.617
2017.12.03 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
メモリスロットは、デュアルチャンネルに対応するDDR4×4を備え、最大64GBを実装できる。また、メモリ回路を完全に分離してノイズの影響を防ぐ「DDR4 Boost」を採用し、高速なメモリ速度での安定動作を追求。動作クロックは、最大4,133MHzのオーバークロック動作をサポートしている。さらに各スロットは堅牢な“装甲スロット”の「DDR4 Steel Armor」仕様と、耐久性にもこだわった。
最大4,133MHz動作に対応したDDR4スロット×4を備え、最大64GBを実装可能。XMPをサポートし、デュアルチャンネル動作に対応している |
圧倒的な搭載能力を誇るストレージ環境。M.2スロットはマザー上に3スロット、拡張カードで2スロットで最大5基のNVMe SSDを搭載できる |
優れた機能が目白押しな「Z370 GODLIKE GAMING」は、ストレージもスペシャル仕様。最大32Gbpsの「Turbo M.2」スロット3基を標準装備するほか、付属の拡張カード「M.2 XPENDER-Z」を使用すれば、最大5基ものPCI-Express3.0(x4)接続のM.2 SSDが搭載可能だ。しかもすべてに専用ヒートシンクの「M.2 Shield」を装備。発熱の大きなNVMe SSDで課題となるサーマルスロットリングを抑え、最大限のパフォーマンスを発揮できる環境になっている。
また、基本のSATA3.0(6Gbps)ポートは6基を実装。シールド機構の「U.2 Steel Armor」を備えた「Turbo U.2」ポートも搭載し、最新の高速ストレージを選り取りみどりで組み込むことができる。なお、RAIDレベルはM.2がRAID 0/1/5、SATAがRAID 0/1/5/10をサポートしている。
NVMe SSDを効率よく冷却するヒートシンク「M.2 Shield」を装備。なお、M.2スロットは上下がM.2 22110フォームファクタ、真ん中がM.2 2280フォームファクタに対応する |
SATA3.0(6Gbps)×6のほか、シールド付きのU.2ポートも実装。なお、U.2ポートはSATA 5/6およびM2_2スロットとは排他利用となっている |
拡張スロットは、PCI-Express3.0(x16)×1、PCI-Express3.0(x8/x16形状)×1、PCI-Express3.0(x4/x16形状)×2、PCI-Express3.0(x1)×1の合計5スロットを実装。マルチGPUは、2-Way NVIDIA SLIおよび4-Way AMD CrossFireXをサポートしている。また、各スロットはハンダ接点を強化しスロットガードを備えた「PCI-E Steel Armor」を装備。重量級のハイエンドグラフィックスカードを不安なく受け止めてくれる。
合計で5基のPCI-Express3.0(x16)スロットを備え、2-Way SLI/4-Way CrossFireXに対応する |
重量級カードを接続した際の折り曲がりを防ぐ、「PCI-E Steel Armor」仕様のスロット。M.2用ヒートシンク「M.2 Shield」との並びでは、非常に引き締まった印象を受ける |