エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.619
2017.12.07 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
5.25インチオープンベイは全2段で、ASUS製DVDスーパーマルチドライブ「DRW-24D5MT」を標準装備(書込ソフト付)。またカスタマイズメニューには、LGやパイオニアなど全6モデルが用意される。(※選択パーツ2017年12月現在)
5.25インチオープンベイは全2段仕様。上段に光学ドライブを搭載。非搭載も選択できる |
フロント吸気とトップ排気には、それぞれ140mm口径ファン「Dynamic GP14 140mm」が標準で装備されている。これらはドアを開けたフロント上部のファンコントローラーにより回転数が制御可能。ファンコントローラーはスライド式で3段階(12V/7V/5V)の設定に対応しているが、搭載ファンの仕様上、2段階までの制御となり、5Vで500rpm±10%(工場出荷時)、7V/12Vはいずれも800rpm±10%で動作する。
「Define R5」のフロント上部にあるスライド式の3段階ファンコントローラー |
「LED ILLUMINACION」は左サイドパネルおよびケースボトムの左サイド側に張り巡らされている |
「G-Master Hydro Z370」をより際立たせるオプションアイテムに、リボン状LEDのドレスアップアイテム「LED ILLUMINACION」が用意されている。PCケース内部を幻想的に照らしだすライトアップアクセサリーは、付属のリモコンで発光色・発光パターンを自在に操ることが可能。左サイドパネルにアクリル窓仕様の「Define R5 Black Pearl Window side panel」を選択するなら、ぜひ導入したい。
付属のリモコンを使用すれば、16種類の発行色や7つの発光パターンを手元で操作可能 |
内部セッションの最後は、サイコムBTOの注目ポイントのひとつ、ケーブルマネジメント術をチェック。ここではPCケース背面の配線スペースを使った熟練の技をご覧に入れよう。丁寧な仕事ぶりは、実にサイコムらしい。
マザーボードトレイ背面の配線スペースは、公称値20~35mm。サイコムが得意とするケーブルマネジメント術は無駄がない |
シャドウベイ付近は将来的なストレージ増設も見越した配線。ケーブル処理に無駄はなく、ほどよい長さに調節され、タイラップで固定されている |