エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.621
2017.12.16 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
ノイズの干渉を防ぐため、オーディオ回路「Purity Sound 4」は「I/O Armor」一体型のシールドで保護されている |
「I/O Armor」一体型のシールドでガードされたオーディオ回路は、ASRock自慢の「Purity Sound 4」。オーディオコーデックは、S/N比120dBAを誇るRealtekの最上位IC「ALC1220」で、ニチコン製音響向けコンデンサ「Fine Gold」シリーズや、最大600Ωに対応するヘッドフォン用アンプTi「NE5532」などの高品質なコンポーネントを採用。さらにデジタルノイズを防ぐ独立回路設計や、左右のオーディオチャンネル層を分離した「Individual PCB Layer」など、徹底したノイズ対策により高品位なサウンドを楽しむことができる。
オーディオコーデックにはRealtek最上位IC「ALC1220」を搭載 |
オーディオ回路のコンデンサはすべてニチコン製「Fine Gold」シリーズ | Ti製プレミアムヘッドセットアンプ「NE5532」を標準装備 |
メイン基板のデジタルノイズを防ぐため、オーディオ回路は分離構造を採用する |
バックパネルインターフェイスは、各種インターフェイスやICチップを衝撃や静電気放電から保護する「I/O Armor」でガードされている |
ミドルレンジながら「Z370 Extreme4」ではバックパネルインターフェイスも充実。ネットワークはIntelチップによるギガビットLANで、ディスプレイ出力はHDMI×1、DVI-D×1のデジタル出力に加え、D-Subによるアナログ出力にも対応。さらに帯域幅16GbpsのASMedia最新チップ「ASM3142」によるUSB3.1 Gen.2(Type-A/Type-C)ポートも搭載され、複数のUSB3.1 Gen.2デバイスを接続した場合でも高速なデータ転送が可能だ。
ミドルレンジクラスでは珍しい、D-Sub出力にも対応。デジタル出力も2系統あるため、ゲームをやらないならグラフィックスカードを増設する必要はない |
「I/O Armor」部のLEDはカバー本体に、オーディオカバー部のLEDはマザーボード上に搭載されていた |