エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.622
2017.12.19 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
ユーティリティによる簡易OCでほぼGTX 1080同等に?「GV-N107TGAMING-8GD」の実力をベンチマークで検証する |
さて、「GV-N107TGAMING-8GD」の構造を外から丹念に観察したところで、いよいよ実動テストを開始しよう。テストにあたっては、Coffee Lake世代の最上位Core i7-8700KとIntel Z370チップ搭載マザーボード「Z370 AORUS Gaming 7」を組み合わせた、最新のハイエンド構成を用意。さらにGIGABYTE製ユーティリティ「AORUS GRAPHICS ENGINE」を使用した簡易オーバークロックにチャレンジし、GeForce GTX 1080に迫るパフォーマンスをベンチマークで検証する。なお、詳細なテスト環境については、以下の表を参照のこと。
独自ユーティリティの「AORUS GRAPHICS ENGINE」をダウンロードすることで、ワンタッチの簡易OCが可能になる。なお、起動時にはリファレンススペックのブースト1,683MHzで動作する「Gaming Mode」に設定されていた |
お手軽な性能アップが可能になる「OC Mode」は、最大1,721MHzの設定。なお、動作クロックや電圧調整による、手動OC用の詳細設定も用意されている |
「GV-N107TGAMING-8GD」の動作状況を「GPU-Z」でチェック。リファレンス準拠の「Gaming Mode」(1,683MHz)では、高負荷時に最大1,885MHzまでクロックが上昇していた |
1,721MHzに設定される「OC Mode」では、最大1,923MHzで動作。GTX 1080とも遜色ないパフォーマンスが期待できそうだ |
「AORUS GRAPHICS ENGINE」には、1,680万色カスタムに対応したイルミネーション機能「RGB FUSION」の設定も内包されている |
フラッシュやブレスなど、複数の発光パターンに対応。同じく「RGB FUSION」をサポートするパーツとライティングを同期させ、システム全体で調和のとれたイルミネーション演出が可能になっている |