エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.624
2017.12.27 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
メモリスロットは、デュアルチャネルに対応するDDR4×4本で、メモリプロファイルはXMP2.0、容量は最大64GBまで増設できる。さらに「DDR4 Boost」による、ノイズを抑えた独立メモリ回路と、最適化した配線設計により信号の安定性が向上。最高4,000MHzという超高速メモリの対応が謳われている。
着脱がしやすい両側ラッチのDDR4メモリスロット。CPUソケット側からDIMMA1/DIMMA2/DIMMB1/DIMMB2の並びで、2枚で運用する際にはDIMMA2/DIMMB2にメモリを装着する |
「Click BIOS 5」には「XMP」ボタンが用意されており、XMP対応メモリなら1クリックで最適化できる |
拡張スロットは、PCI-Express3.0(x16)×1、PCI-Express3.0(x4/x16形状)×1、PCI-Express3.0(x1)×4で、マルチグラフィックスは2-Way AMD CrossFireXに対応。またPCI-Express3.0(x16)×1には、EMI保護効果もあるメタルシールドとハンド付けポイントを増やした「PCI-E Steel Armor」を実装。大型VGAクーラーを搭載する重量級のハイエンドグラフィックスカードでも安全に運用することができる。
PCI-Express3.0(x16)間は2スロット分の空きがあるため、3スロットを専有する大型のグラフィックスカードも搭載できる |
下段のPCI-Express3.0(x16形状)スロットはチップセット経由のx4接続のため、残念ながらNVIDIA SLIには非対応。一方、「Intel Rapid Storage Technology」によるNVMe SSD RAIDをサポートする |
ストレージインターフェイスは帯域幅32Gbpsの「Turbo M.2」×1とSATA3.0(6Gbps)×6を搭載。いずれもチップセット接続で、SATA3.0(6Gbps)はRAID 0/1/5/10に対応。複数台のドライブを用意すれば、高速かつ冗長性にも優れるストレージ環境を構築できる。
SATA3.0(6Gbps)/PCI-Express3.0(x4)両対応の「Turbo M.2」。フォームファクタは2242/2260/2280/22110をサポートする |
SATA3.0(6Gbps)は垂直ポート×2、水平ポート×4の計6ポート。なお「Turbo M.2」にSATA SSDを搭載した場合はSATA1が使用できなくなる |