エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.625
2017.12.29 更新
文:テクニカルライター・藤田 忠
まずは「GeForce GTX1070Ti 8GB JetStream」の外観から見ていこう。ボード長は285mmとハイエンドGPU搭載グラフィックカードとしては標準的な長さだが、厚さは2.5スロットで58mmに達する。厚みがある分、見慣れた2スロット占有モデルとは、ひと味違った迫力を醸し出している。
カードサイズは長さ285×幅133×厚さ58mm。厚さだけでなく、カード幅も133mmと大きめ |
クーラー中央には、「JetStream風」の文字がカッコいい浮き彫りで入っている | クーラートップの「PALiT」ロゴ部分にRGB LEDを搭載。GPU向けユーティリティ「THUNDER MASTER」から発光色やパターンをカスタマイズできる |
カードを側面からチェック。2スロットを大きく超える厚さで、実質3スロットを占有するのが分かる |
出力インターフェイスはNVIDIAの標準的な構成で、HDMI2.0b×1、DisplayPort1.4×3、DualLink DVI-D×1の5系統を装備。ブラケット部は独自仕様で、排気口にはエアフローが最大15%増量するというハニカム形状が採用されている。また、基板裏面には放熱効果を高めるメタル製バックプレートを装着。クーラー上部の「PALiT」ロゴ部分にはRGB LEDを装備しており、GPU温度に応じて発光色を変化させることができる。
基板裏面には、放熱効果を高めるメタル製バックプレートを装備。基板を保護する役目もある |
ブラケットの排気口はPalit製ではおなじみのハニカム形状を採用。出力インターフェースはHDMI2.0b×1、DisplayPort1.4×3、DualLink DVI-D×1 | 裏面の基板上にBIOS切り替えスイッチを搭載。オーバークロックなどで、万が一、BIOSが破損しても予備のBIOSに切り替えて使用できる |