エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.632
2018.01.28 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
ここからは、実際に「NeoECO GOLD」をマシンに組み込んでの実動テストに移ろう。テストにあたっては、Core i7-7700とGeForce GTX 1070 Tiを搭載したハイエンド志向の環境を用意。各種ベンチマークにて、その挙動を確かめてみることにした。なお、その他の環境については下記の表を参照のこと。
まず最初にテストするのは、ストレステストの大定番「OCCT 4.4.2」だ。CPUとGPUの両方に負荷をかける「PowerSupplyTest」を動作させ、最高レベルの負荷環境における挙動をチェックしてみよう。なお、テストは連続30分間実行し、その間の消費電力は最大288Wだった。
「OCCT 4.4.2:CPU」による各電圧の変化 |
「OCCT 4.4.2:CPU」による各電圧の最大/最小/平均値 |
グラフの波形はフラットそのもので、いずれの電圧値も定格を下回るシーンは一切なし。特に最も重要な+12Vはほぼ最大値に張り付く安定動作で、最大・平均の差はなんと0.001V。+5Vと+3.3Vも微小な変動のみで、かなり理想的な電圧変動のパターンを示している。