エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.633
2018.01.30 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
次に「HD Tune Pro 5.70」を使い、より詳細な挙動とパフォーマンスをチェックしていくことにしよう。
【Benchmark Read】 |
【Benchmark Write】 |
【FileBenchmark】 |
【Random Access Read】 |
【Random Access Write】 |
「Benchmark Read」は1,250MB/sec前後でほぼフラットなグラフ。多くのTLC NAND SSDが苦手とするWriteも800MB/sec前後を維持しており、ファームウェアや独自キャッシュ機能の最適化はかなり進んでいるようだ。また「File Benchmark」のスコアは「AS SSD Benchmark 1.9.5986.35387」と同等の良好なスコア。さらに「Random Access」テストではRead/Writeとも50,000 IOPSを超えており、特に苦手とする処理が無い点もハイエンドSSDでは重要なポイントになる。
続いて「ATTO Disk Benchmark 3.05」でも、シーケンシャルアクセスの性能を確認していこう。
ATTO Disk Benchmark 3.05 |
読込は公称値にあと一歩まで迫る最高3,060MB/sec、書込は公称値を上回る2,120MB/secを計測。また256KB以降では、書込はほとんどブレ無し。読込も「M8Pe」シリーズのような大幅な落ち込みが解消され、性能だけでなく安定性も大幅に改善されている。