エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.635
2018.02.12 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
ここからはレビュワーズキットに同梱されたシステムを使い、CPU関連のベンチマークを実施。AMD Ryzen 2000Gシリーズは格上の相手にどこまで迫れるのだろうか |
さてここからは早速各種ベンチマークで、Ryzen 2000GシリーズのCPUコア性能をチェックしていこう。比較対象には、Coffee Lake世代のミドルレンジモデルCore i5-8400を用意し、メモリクロックはいずれも2,666MHzに設定して検証を実施。またセッションのラストでは、AMD謹製チューニングユーティリティ「Ryzen Master」による簡易オーバークロックにも挑戦している。なお詳細なテスト環境については、以下の「テスト機材構成表」を参照のこと。
Ryzen 5 2400Gの「CPU-Z 1.83.0」の結果。アイドル時は1.60GHz、「CINEBENCH R15」実行時は最高3.80GHzまでクロックが上昇した |
Ryzen 5 2400GではSMT機能が有効なため、OS上から8コアCPUと認識される |
Ryzen 3 2200Gの「CPU-Z 1.83.0」の結果。アイドル時は1.60GHz、「CINEBENCH R15」実行時は最高3.70GHzまでクロックが上昇した |
SMT機能が無効なRyzen 3 2200Gでは、コア数と同じ4コア分が認識されている |
Ryzen 5 2400G(画像左)とRyzen 3 2200G(画像右)にグラフィックカードを搭載したところ。インターフェイスはPCI-Express3.0(x8)接続になることが確認できた |
メモリクロックは、基本的に2,666MHzに設定してテストを実施 |
比較対象としてCore i5-8400を用意。こちらもメモリクロックは2,666MHzに設定 |