エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.638
2018.02.21 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Coffee Lake世代のCore i3と、ロープロ仕様ながらOC仕様のGeForce GTX 1050搭載カード「GV-N1050OC-2GL」を組み合わせた環境でテストを行う |
さて、外観のチェックが一通り完了したところで、いよいよ「Z370M DS3H」をベースとしたマシンを組み上げてみよう。CPUにはCoffee Lake世代のエントリーモデルCore i3-8350K(4コア/4スレッド/4GHz/キャッシュ8MB/TDP91W)、グラフィックスにはこれまたエントリー向けGPUであるGeForce GTX 1050を搭載した「GV-N1050OC-2GL」をチョイス。手頃なコストで構築できる環境にて、どこまで踏ん張れるか検証してみよう。なお、その他のテスト環境は以下を参照のこと。
「Z370M DS3H」が搭載する制御プログラムは、シンプルな「Easy Mode」と詳細設定向け「Classic Mode」の切り替えが可能な「UEFI BIOS」を採用している。「Easy Mode」でもたいていの機能にはアクセスできるため、初心者でもそれほど迷わずに設定を終えることが可能だ。オーバークロック設定など、玄人向けのカスタマイズにタッチしたい場合は、ワンタッチで切り替え可能な「Classic Mode」にスイッチしよう。
ほぼこの画面だけで基本的な機能にはアクセスできる、シンプルな「Easy Mode」。システムの情報もひと目で把握できる |
ショートカットキーや各種キーボード操作については、「Alt」キーを押すと表示されるヘルプを参照しよう | 高性能ファンコントローラの「Smart Fan 5」では、内蔵する4つのセンサーに基づいた詳細な制御が可能だ |
従来のBIOS画面と同感覚で操作できる「Classic Mode」。BIOS操作に慣れている人には、こちらの方が馴染みやすいかもしれない |
K型番のCPU向けには、プリセットの簡易OCメニューも用意。コア倍率などにタッチできる手動のOC項目も備えている |
メモリタイミングや電圧設定など、一歩踏み込んだ玄人向け設定も。ただし元来が強めのOCを想定していないため、ほどほどに留めておこう |