エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.638
2018.02.21 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Intel Z370チップ搭載の「Z370M DS3H」とK型番CPUを組み合わせれば、CPUの簡易オーバークロックが可能。手頃なパートナーとしてチョイスしたCore i3-8350Kを簡易OCで底上げし、ストレステストの「CINEBENCH R15」を使ってパフォーマンスアップを確かめてみよう。
定番ユーティリティの「CPU-Z」でCore i3-8350Kの挙動をチェック。定格では4GHzだが、簡易OCにより4.4GHzまでクロックが上昇している |
「CINEBENCH R15」の計測では、マルチコアで12%前後のスコアアップとなかなかの効果を確認できた。シングルコアでも10%近くの性能向上を果たしており、手間いらずの簡易OCの結果としては十分だ。BIOSもしくはチューニングユーティリティ「EasyTune」を使用したワンタッチカスタムにて、手軽にPCの性能を引き上げることができる。
続いては、お手頃ミドルなスペックで構成されたマシンにて、最新ゲームの「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS(PUBG)」を遊んでみる。果たして快適プレイでの“ドン勝”は可能なのだろうか?ちなみに解像度は1,920×1,080ドットのフルHDに固定、画質を「ウルトラ」「高」「中」の3段階にセットして検証を行った。
最高画質の「ウルトラ」でも平均30fpsオーバーと健闘し、フルHD環境であればプレイできなくもない水準だ。ただし画質「高」「中」では最大fpsが60を超えており、平均fpsも40半ば以上と、明らかに快適度がアップしている。Core i3+GeForce GTX 1050のようなリーズナブルな構成であっても、「高」or「中」画質での快適プレイは十分に可能だ。