エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.640
2018.03.03 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹/Tawashi
ここからは各種ベンチマークソフトを使い、「URBANE U610」の実力をチェックしていこう。テストプラットフォームはLGA1151で、CPU性能がボトルネックにならないようKaby Lake世代の最上位Core i7-7700Kを用意。ベンチマークソフトは「AS SSD Benchmark 1.9.5986.35387」「CrystalDiskMark 6.0.0」「HD Tune Pro 5.70」「ATTO Disk Benchmark 3.05」の4種類で、OSの起動は、ドライバ、ベンチマークソフトをインストールしたシステム用SSDを別途用意している。なお検証機材の詳細は以下の「テスト機材構成表」を参照のこと。
まずは「AS SSD Benchmark 1.9.5986.35387」を使い、基本性能とシーケンシャルアクセスの圧縮率の影響について確認していこう。
総合ベンチマークを確認すると、シーケンシャル読込は約500MB/secで、公称値まであと一歩。書込は375MB/secでほぼ公称値通りのパフォーマンスを発揮。また4K-64Thrdのランダムアクセスは読込が約390MB/sec、書込が320MB/secと非常に高速で、総合スコアもハイエンドモデルの目安となる1,000ポイントをラクに上回る。
続いて「Compression-Benchmark」を確認すると、読込は510MB/sec前後、書込は370MB/sec前後でほぼ安定したスコア。このことから、シーケンシャルアクセスは圧縮率の影響を受けないことが確認できた。