左サイドパネルには4mm厚の強化ガラスを標準装備

向かって左側のサイドパネルには、4mm厚の強化ガラスが採用されている。エッジ部分は斜めにカットされ、シャーシには四隅の穴からハンドスクリューで固定。比較的透明度は高く、LEDイルミネーションによるドレスアップを楽しむ事ができる。

画像では少し青み掛かって見えるが、実際にはほぼ透明。内部もホワイトカラーに塗装されているため、LEDイルミネーションが無い状態でも明るく見える

スチール製シャーシと強化ガラスの接触面には、擦り傷を防ぐ薄いラバーが貼り付けられている。またネジ穴部分にもゴム製ブッシュが装着済み	マザーボードトレイ背面側の右サイドパネルは、密閉されたソリッドタイプ。フロント4つのフックと、上下各3つの突起を引っ掛け、背面から2つのハンドスクリューで固定

リアパネルデザインをチェック

本体背面に回り込み、リアパネルのレイアウトを確認する。上段右には標準装備の120mm口径ファンとパンチング加工による通気孔、左手はマザーボードのバックパネル用にカット。中段には拡張スロットブラケットが7段積み重なり、下段のカットは電源ユニットの搭載スペースだ。見る限り、極めてオーソドックスなレイアウトである事が分かる。

設置後は目に触れる機会がないリアパネルも、ボディカラー同色に塗装。特徴的なのは台座部の形状。この後チェックしてみよう

高低差のあるボトムパネル

普段隠れてしまうため目立たないが、やや複雑な凹凸が珍しいボトムパネルを解説しよう。台座部分はボディ同色のプラスチック製。4つの四角錐台で構成され、設置面には幅約13mm、長さ約80mmのゴムが装着されている。なお電源ユニット搭載エリアは通気孔で、左側面方向にスライドする着脱式防塵フィルターが装備されていた。

背面から見ると思いの外、四角錐台は高さがある。設置面からは実測で約48mmほどかさ上げされていた	意外に使い勝手が悪い前後ストロークのスライド着脱式。これを嫌い、左側面に引き出すスタイルが採用されている