編集部で使ってみた
2018.03.27 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
「HDSSD」シリーズの概要を把握したところで、まずは容量60GBの「HDSSD60GJP3」の検証から進めていこう。コントローラはDRAMキャッシュ非対応のエントリーIC「SM2246XT」で、NANDフラッシュにはこのクラスでは珍しいIntel製MLC NANDを2枚搭載。主要コンポーネントわずか3枚のシンプル設計で、基板サイズも実測55×57mmと非常にコンパクトに収められている。
白を基調にブルーのワンポイントが涼しげなデザインのパッケージ。表面には容量と最大転送速度が、裏面にはその他のスペックが記載されている |
側面4本のネジを外し、カバーを取り外したところ。基板は3本のネジで台座に固定されていた |
基板裏面にはNANDフラッシュ2枚分の空きパターンが用意されているものの、主要コンポーネントは一切搭載されていない |
基板表面には2枚のNANDフラッシュとSSDコントローラを搭載 |
コントローラはSilicon Motion「SM2246XT」。メモリアクセスは4chで、1x/1y/1z/2x/2ynm世代のSLC/MLC NANDフラッシュに対応 |
NANDフラッシュは製造プロセス20nm、容量32GBのIntel製MLC NAND「29F32B08MCMF」を2枚搭載 |
「CrystalDiskInfo 7.5.0」の結果。S.M.A.R.T.、NCQ、TRIMのほか、省電力機能DevSleepにも対応 |