エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.646
2018.03.28 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
「N7 Z370」では、音質に定評のあるS/N比120dBAのRealtek製最新IC「ALC1220」をベースにしたオーディオ回路を搭載。メイン基板からの分離構造や、ハイインピーダンス向けのヘッドフォンアンプなどは省略されているが、コンデンサにはニチコン製の音響向け「ファインゴールドシリーズ」が採用され、ノイズや歪みの少ない高品位なサウンドを楽しむことができる。
オーディオ回路にはシルク印刷によるラインが引かれているが、メイン基板と一体の構造だ |
オーディオチップは32bit/192kHz、7.1ch HDオーディオ対応のRealtek「ALC1220」 |
オーディオ回路のコンデンサはすべてニチコン製「ファインゴールドシリーズ」。またオーディオラインのシルク印刷にはところどころLED用と思われる空きパターンが用意されていた |
プラスチックカバーで保護された、バックパネルインターフェイスはUSB3.1 Gen.1×4、USB2.0×5、DisplayPort1.2×1、HDMI1.4b×1、ギガビットLAN×1、オーディオ端子×6、S/PDIF×1。帯域幅10GbpsのUSB3.1 Gen.2ポートが用意されていないのはマイナスポイントだが、それ以外は特に不足を感じることはないだろう。
CMOSクリア用のボタンも用意されているため、オーバークロック設定に失敗した場合でもケースを開ける必要はない |