エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.647
2018.03.30 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
「XPUMP」本体は、ゲーミングヘッドセットなどのインラインコントローラさながらなサイズ感だ |
「XPUMP」の外形寸法は、さすが「世界一コンパクトな3Dオーディオホームシアター」を謳うだけのことはあり、W2.7×D9.2×H1.55cmとかなり小さい。両端に3.5mmオーディオプラグの入出力、側面には充電・USB接続用のmicroUSB端子を備えている。
なお、「XPUMP」は“スピーカーモード”と“ヘッドホンモード”に対応しており、側面に切り替え用のスライダーを搭載。トップにはサラウンド(「XROUND」技術)を有効化するボタンが実装されている。ボタンを押すと1段階目の「STUDIO」、2度押しでより効果が増幅された状態の「CINEMA」が使用可能だ。
側面には、接続機器に合わせて選択するモード切り替え用のスライダーを搭載。16段階の調節に対応したボリュームボタンも備えている |
両端に3.5mmジャックの入出力を搭載。XROUNDロゴ側が音源を接続する入力で、反対側は再生機器を接続する出力になっている |
本体の充電に加えて、ゲーム機などとのUSB接続に使用するmicroUSB端子 | その隣にはLEDインジケータを内蔵、通電時に点灯する |
トップの丸型ボタンを押すことで、サラウンドが有効化される。シングルクリックの「STUDIO」ではホワイトLEDが点灯、より効果を増した2度押しの「CINEMA」時にはオレンジにカラーが変わる |
筐体内にビッチリと詰まっている、「XPUMP」の構成パーツたち |
あまりにも簡単にサラウンド化を実現する「XPUMP」、その中身はいったいどんな構造になっているのだろうか。やや苦労しつつ、本来は考慮されていない分解を敢行。基板など内部構造を眺めてみよう。
中央の平たいものはバッテリーで、約7時間の連続動作に対応。裏返すと、ちょうど真ん中あたりにオーディオプロセッサが実装されていた |