エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.653
2018.04.23 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
コストパフォーマンスモデルである「H370 GAMING PLUS」のメモリスロットは、最大DDR4-2,666MHzのデュアルチャンネル動作に対応する4基。メモリプロファイルはXMP2.0をサポートしている。上位モデルのようなメタルスロットは装備していないが、独立したメモリ回路の「DDR4 Boost」を採用。最適化された配線設計で信号の安定性が向上、ノイズも低く抑えられるというMSI独自の機能だ。
メモリクロックは最大2,666MHzまでと、基本的にオーバークロックメモリを運用しない前提。なお、容量は最大64GBまで増設できる |
ストレージは、最大32Gbps転送に対応したPCI-Express3.0(x4)接続のM.2スロット「Turbo M.2」を1基搭載。フォームファクタは2242/2260/2280/22110をサポート、Intel Optane memoryにも対応している。一方のSATAポートはSATA3.0(6Gbps)×5を備え、RAIDレベルはRAID 0/1/5/10をサポート。残念ながらNVMe SSDのRAIDは構築できないが、ミドル級のマシンには十分な量のストレージを接続できる。
PCIe(x4)とSATA接続に対応する「Turbo M.2」スロット。Intel Optane memoryも搭載できる |
SATA3.0ポートは、縦向き1基と横向き4基を実装。なお、M.2スロットにSATA接続のSSDを搭載した際は、SATA1が使えなくなる仕様だ |