グラフィックス用スロットはメタル仕様の「PCI-E Steel Armor」

拡張スロットは、PCI-Express3.0（x16）×1、PCI-Express3.0（x4/x16形状）×1、PCI-Express3.0（x1）×4構成で、マルチグラフィックスは2-Way AMD CrossFireXに対応する。そしてグラフィックスカード用のPCI-Express3.0（x16）スロットには、メタルシールドとハンダ接点強化を盛り込んだ「PCI-E Steel Armor」を採用。重量級カードも不安なく組み込めるようになっている。

拡張スロットは合計6本。PCI-Express3.0（x16）スロットは、片方がx16でもう片方はx4動作になっている

EMI保護の効果もある、頑強なメタルスロット仕様の「PCI-E Steel Armor」。ハンダ接点も大幅に強化され、カード重量由来で破断する心配はない

スタジオ級サウンドを謳う、デジアナ分離回路の「Audio Boost」

「H370 GAMING PLUS」が搭載するオーディオ回路は、スタジオクラスのサウンドを謳う「Audio Boost」だ。LEDラインで物理的に回路を分離させノイズを遮断、左右チャンネルを別階層のレイヤーに分割してクロストークを防ぐといった、MSI独自の高音質設計が用いられている。オーディオチップはRealtek ALC892ベースで、日本ケミコン製の音響コンデンサなど高品位コンポーネントを合わせて実装。サウンドユーティリティ「Nahimic 3」を使用すれば、ステレオ環境でもバーチャルサラウンド効果を体感できる。

ディスクリートのサウンドカードのように、マザーボードの別回路から独立させたオーディオ回路の「Audio Boost」

Realtek ALC892を搭載。オーディオ専用の日本製コンデンサを採用するなど、部材にもこだわっている