エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.653
2018.04.23 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
AMD Ryzenへの対抗という意味合いもあり、Coffee Lakeプラットフォームは本来の投入タイミングからだいぶ足並みを乱されてしまった。そのおかげで長く上位CPU・チップセットのみが店頭に並ぶ異例の事態となったが、ここへきてようやくに状況が改善。カジュアルユーザー待望のエントリー~ミドルクラスのCPU・対応マザーボードが出揃った。より柔軟な選択肢でCoffee Lakeマシンが組める、このタイミングを待っていたという人も多いハズだ。
カジュアルユーザーにとって不要な上位装備をあえてカットしつつ、ゲーミングマザーボードとして必須の装備はしっかり搭載。コスパ重視な最新環境のマシンが組める、手頃で使いやすい中堅モデルだ |
ところがいざその段になってみると、思いの外多くのラインナップが投入され、どのモデルを選んだものか分からない。そんな向きに素直にオススメしたいのが、ちょうどIntel 300シリーズのど真ん中に当たる、Intel H370搭載モデル。その中でも、必須の機能以外をあえて削ぎ落としたような、コストパフォーマンスモデルの「H370 GAMING PLUS」はいい選択肢だ。
CPUのオーバークロックや高クロックのOCメモリは不要、グラフィックスも1本だけ。サイドガラスの魅せるケースを選択しなければ、必ずしもRGBイルミネーションなどの装飾効果も不要になる。シンプルにCoffee Lakeでゲーミングマシンを組みたいというニーズには、ピタリマッチする1枚だ。
協力:エムエスアイコンピュータージャパン株式会社