エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.655
2018.05.03 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
メモリスロットはデュアルチャネル対応のDDR4×4本で、動作クロックは最高3,466MHz+、容量は64GBまで増設可能。またDIMMスロットのコンタクトピンには、腐食に強い15μ金メッキピンを採用することで安定性を高めている。なおRyzenシリーズでは、シングルランク/デュアルランクや搭載メモリ枚数の違いにより、正式サポートするクロックが細かく指定されているので、メモリを購入する場合には注意してほしい。
メモリスロットはCPUソケット側からDDR4_A1/DDR4_A2/DDR4_B1/DDR4_B2の並び。1枚で利用する場合はDDR4_A2を、2枚で利用する場合にはDDR4_A2/_B2から使用する |
メモリ回路の電源回路にも「デュアルスタック」や「Premium Memory Alloy Choke」など高品質なものを採用 | メモリ用PWMコントローラUPi「uP1674P」 |
UEFIのメモリクロックは1,866MHzから4,000MHzまで全14段階が登録されていた |
Ryzenシリーズでは、メモリ種別や枚数によって保証する動作クロックが細かく決められている |
ストレージインターフェイスはチップセット接続のSATA3.0(6Gbps)×6、ASMedia「ASM1061」によるSATA3.0(6Gbps)×2の計8ポートのSATA3.0(6Gbps)に加え、PCI-Express3.0(x4/32Gbps)接続の「Ultra M.2」と、PCI-Express2.0(x4/20Gbps)接続のM.2を搭載。なおCPUソケット直下の「Ultra M.2」には、ASRock製マザーボードでは初めてM.2ヒートシンクが標準装備され、発熱の多い最新NVMe M.2 SSDでもそのパフォーマンスを最大限に発揮することができる。
CPUソケット直下のM.2スロットはPCI-Express3.0(x4/32Gbps)接続の「Ultra M.2」。フォームファクタはM.2 2242/2260/2280/22110に対応する |
「Ultra M.2」スロットにはSSD全体をカバーするメタル製ヒートシンクを標準装備 |
下段のM.2スロットはPCI-Express2.0(x4/20Gbps)のため、ハイエンドモデルの場合帯域が不足する | SATA3.0(6Gbps)は計8ポート。なお画像左の2ポートはASMedia「ASM1061」接続のため、RAID機能には非対応 |
M.2スロット(画像左)と「Ultra M.2」(画像右)にSamsung「960 EVO」を搭載した場合のベンチマーク結果。やはりM.2スロットでは帯域不足により性能が落ち込んでいる |