エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.657
2018.05.09 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
続いて、今回の検証で使用するRyzen 7 2700(8コア/16スレッド/定格3.20GHz/TB時最大4.10GHz/キャッシュ20MB)とRyzen 5 2600(6コア/12スレッド/定格3.40GHz/TB時最大3.90GHz)を画像でチェックしていこう。いずれも型番の末尾に「X」のつかない無印モデルで、動作クロックは控えめ。また自動オーバークロック機能「Precision Boost Overdrive」が省略される代わりにTDPが65Wに抑えられているのが特徴だ。なお搭載機能や内部構造については先日お届けした「エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.652:プロセス微細化によりクロック向上。“Zen+”採用の第2世代Ryzenシリーズ検証」に詳しい。
TDP 65Wながら8コア/16スレッドに対応するRyzen 7 2700。気になる消費電力については後半のテストセッションで明らかにする |
CPUクーラーは、RGB LED機能を備えた「Wraith Spire with RGB LED」が付属 |
トップフレーム部分にはリング状のRGB LEDを搭載 | 本体側面にはLED制御用のピンヘッダを備える |
「Wraith Spire with RGB LED」の「AMD」ロゴ部分にはホワイトLEDを内蔵 |
ヒートシンクの中央部には熱伝導率の高い銅製ベースを搭載し、CPUから発生した熱を素早くヒートシンク全体に移動する |
6コア/12スレッド対応のRyzen 5 2600。こちらもTDPは65Wに抑えられている |
CPUクーラーはLED非搭載の「Wraith Stealth」。裏面を見ると中央の銅製ベースも省略されていた |
Ryzen 7 2700(画像左)とRyzen 5 2600(画像右)を比較したところ。型番やOPN以外はまったく同じ外観で、パッと見には区別がつかない |
プラットフォームはピン数1,331本のSocket AM4に対応。AMD 300チップセットのマザーボードでもBIOS(UEFI)のアップデートで利用可能だ |
CPUクーラーを比較するとRyzen 5 2600の「Wraith Stealth」では、ヒートシンクのサイズも一回りコンパクトになっていた |