エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.664
2018.06.26 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
ここからは、化粧箱から取り出した「PFU Limited Edition」の外観を隅々までチェックしていこう。昨年に2001年以来となるフルモデルチェンジを果たした「REALFORCE R2」は、従来シリーズから大きく見た目が変化している。
特に顕著なのが省スペース化で、従来型から16%も小型化した筐体を採用。前後の奥行は目立って短縮され、デスク上のスペースを広く使えるようになった。底面のラバーフィート(ゴム足)は面積を4倍に拡張したほか、チルトスタンド底にもソフトな樹脂素材を配置するなど、安定性が向上。インジケータのLEDカラーを7色から好みで選べる機能も搭載された。
外形寸法はW369×D142×H30mmで、重量は1.1kg。事務機械の代表のような外観は初代「REALFORCE」から大きく刷新、16%もコンパクトかつスリムに生まれ変わった |
フレームの省スペース化は、現行キーボードのトレンドを取り入れたもの。背面のデザインには、東プレの海外向けモデル「TYPE HEAVEN」の名残を多少とどめているようだ |
キーキャップはモデルチェンジに合わせ、金型を一新。耐熱老化性に優れるPBT樹脂に昇華印刷でキー印字を施している | インジケータを飾るプレートは、通常モデルとは異なるカーボン調のデザインを採用。「PFU Limited Edition」を見分ける一番分かりやすいポイントになっている |
筐体デザインがガラリと変わった「REALFORCE R2」世代、背面にも複数の改良箇所が存在する |
ラバーフィートが大型化されたほか、ユーザーのリクエストを受けてチルトスタンドにもラバーコートが施された。入力時の安定感は大きく向上している |
どの列にも等距離でアクセスできるように、弧を描くような「ステップスカルプチャー」形状のキャップが採用されている。現代キーボードでは、すっかり定番になっている仕様だ |
ケーブル取り出し口は、初代シリーズに上側面を加えた3方向取り出しに変更。設置場所に応じた配線が可能だ |
接続インターフェイスはUSB。ケーブルの長さは約1.7mだ |