「CrystalDiskMark 6.0.0」で圧縮率の影響をチェック

続いて「CrystalDiskMark 6.0.0」を使い、圧縮率の影響を確認していこう。計測はデータサイズを1GiBに固定。データ形式は圧縮率の低い「デフォルト （ランダム）」と圧縮率の高い「All 0×00 （0Fill）」の2種類を選択し、計測を行った。

【デフォルト （ランダム）】	【All 0×00 （0Fill）】

「AS SSD Benchmark 1.9.5986.35387」で確認したシーケンシャルアクセスはもちろん、ランダムアクセスでも有意な差は見られず、PLEXTOR「M8V」シリーズは圧縮率に関係なく性能を発揮することができるSSDと考えて良さそうだ。そこで以降のテストは「デフォルト （ランダム）」に絞って行うことにした。

「CrystalDiskMark 6.0.0」のパフォーマンスをチェック

続いて「CrystalDiskMark 6.0.0」を使い、データサイズによるパフォーマンスの違いを確認していこう。データサイズは50MiB～32GiBまで、用意されている9種類すべてのプリセットを選択してテストを行った。

【50MiB】	【100MiB】

【500MiB】	【1GiB】

【2GiB】	【4GiB】

【8GiB】	【16GiB】

【32GiB】

シーケンシャル読込は、公称スペックの560MB/secをわずかながら上回る最高562MB/secを計測。データサイズによるブレもほとんどなくあらゆるデータで安定したパフォーマンスが期待できる。また書込については、2GiBまではこちらも公称値を超える522MB/secでほぼ安定。4GiB以降はキャッシュの効きが悪くなり性能が落ち込むものの、一般的なサイズのファイルであれば特に問題はないだろう。

続いてランダムアクセスを確認すると、最も高速な4KiB Q8T8では読込が397.2MB/sec、書込が354.7MB/secを記録。IOPSに換算するとそれぞれ約97,000 IOPSと約86,000 IOPSで、こちらも公称値を上回るパフォーマンスが期待できる。