エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.666
2018.06.30 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
続いて「HD Tune Pro 5.70」を使い、より詳細な挙動とパフォーマンスをチェックしていくことにしよう。
【Benchmark Read】 |
【Benchmark Write】 |
【FileBenchmark】 |
【Random Access Read】 |
【Random Access Write】 |
まず「Benchmark」のスコアを確認すると「Read」は450MB/secでフラットなグラフ。「Write」はSLCキャッシュが効く前半は400MB/sec、その後も300MB/secを維持しており、TLC NANDフラッシュの欠点はかなり解消されている。また「File Benchmark」のスコアを確認すると、シーケンシャルアクセスは全領域で安定したパフォーマンスを発揮。さらにランダムアクセスは読込約96,000 IOPS、書込84,000 IOPSで、こちらも公称値を上回る。このことから、PLEXTORの公開しているランダムアクセス値はやや控えめ設定されているようだ。
続いて「ATTO Disk Benchmark 3.05」で、シーケンシャルアクセスの最高性能を確認しておこう。
ATTO Disk Benchmark 3.05 |
スコアの傾向は「CrystalDiskMark 6.0.0」とほぼ同じ。読込は561MB/sec、書込は523MB/secで、SATA3.0(6Gbps)インターフェイスの限界に近い結果。これ以上の性能を求めるなら、PCI-Express接続のNVMe SSDを導入する必要がある。