エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.667
2018.07.03 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
内部構成パーツやLEDイルミネーションが楽しめる、強化ガラス製サイドパネル。左サイド側に使用されているのは4mm厚の色付きガラスで、下半分には「TUF GAMING」柄のデザインがあしらわれている。
なお下部にはスチール製の枠が装着され、シャーシ側の溝にはめ込み。上部にはグロメット付きの穴が2つ設けられ、側面よりハンドスクリューで固定する。
LED発光の輝度をほどよく抑える色付きの強化ガラス。厚さは4mmで、外形寸法は実測で幅約420mm、高さ約400mm |
右側面はソリッドパネル仕様。マザーボードトレイ背面側とあって通気孔等の装備は無いが、ここにも「TUF GAMING ALLIANCE」の文字とロゴがデザインされている。
右側面はスチール製ソリッドパネル。シャーシへの固定は背面折り返し部の上下ネジ留め式。もちろんハンドスクリューが使用されていた |
リアパネルを眺めると、極めてオーソドックスなミドルタワーPCケースである事が分かる。上部右手は標準120mm口径ファンと通気孔、左手はマザーボードのバックパネル用にカットされている。中段左は拡張スロット金具が並び、右手にはハニカム状の通気孔を設けた。そして下段の左右幅一杯にカットされた部分が、電源ユニットのマウントスペースに当たる。
モデルならではの仕掛けは特に見当たらないオーソドックスなリアパネルレイアウト。カラーはシャーシ同色のガンメタ塗装 |
筐体を逆さまにした状態で、ボトムパネルを見ておこう。およそ3分の1にあたる背面寄りには通気孔を設け、ツメ固定の着脱可能防塵フィルタが装備されている。ちょうどこの近辺は電源ユニットのマウントスペースで、冷却ファン用である事は明らか。中央および前方は密閉されており、特に仕掛けは用意されていない。
なお四隅の台座はプラスチック製で、設置面には滑り止め用のラバーが装着されていた。なお設置面からボトム面までの距離は約20mmだった。
電源ユニットの吸気ファン用となる通気孔。埃の侵入を防ぐ防塵フィルタは実測で約140mm四方(最大部)。合計6つのツメで固定されており、付着した埃のメンテナンスができる |