エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.674
2018.07.31 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
拡張スロットは、PCI-Express3.0(x16)×1、PCI-Express2.0(x16/x4動作)×1、PCI-Express2.0(x1)×3の合計5本を実装する。グラフィックスカード用のPCI-Express3.0(x16)スロットは、ハンダ接点の強化とメタルシールドを施した“装甲スロット”の「Steel Armor」を採用。重量級のカードも安心して組み込める。なお、前述の通りSLIには対応しないものの、マルチGPUは2-WayのAMD CrossFireXをサポートしている。
SLI非対応ということもあり、基本的にはグラフィックスカード1枚挿しで使うことを想定。ただしマルチGPUについては、2-WayのAMD CrossFire Xは構築可能だ |
拡張スロットを背面からチェック。一番上のPCI-Express3.0(x16)スロットは、「Steel Armor」仕様によりハンダ接点が強化されている |
ゲーミングマシンにおいて重要なピースの一つであるオーディオ機能は、スタジオクラスのサウンドを謳う「Audio Boost」が実装されている。ノイズを遮断するデジアナ分離基板設計を採用するほか、左右チャンネルを別階層のレイヤーに分割してクロストークを防ぐなど、MSI独自の高音質技術を用いている。
なお、オーディオチップはRealtek「ALC892」を実装。日本ケミコン製の音響コンデンサなど、搭載コンポーネントも厳選されている。
MSI独自の技術と高品質コンポーネントで構成された、オーディオ回路の「Audio Boost」を搭載。オンボードながらスタジオクラスの音響を謳う |
LEDラインで物理的に回路を分離させ、ノイズを遮断している |
オーディオチップは、7.1chサラウンドに対応したRealtek「ALC892」。必要な部分にはコストを惜しまない設計で、オーディオ回路のコンデンサには日本ケミコン製の音響コンデンサが採用されている |