組み立ての難易度は低め。女性ゲーマー店員が実際にチャレンジ

需要が増え続けるゲーミングチェア。特に最近では女性ゲーマーの進出も著しく、PC業界としては今後も成長する注目のカテゴリと言えるだろう。ユーザー層が多様になることで、組立の容易さも重要はポイントになってくる。なぜなら、ゲーミングチェアは巨大かつ重量のあるパッケージに梱包されて届けられるからだ。

できれば梱包形態も把握しておきたい。パーツ構成やどのように分割されているのか。作業場所への移動やスペースの確保にも関わる、重要な要素なのだ。

そこで最も大事な座り心地を試す前に、noblechairsを販売・展示しているパソコンショップアークの女性ゲーマー店員である野澤さんに協力を依頼。「noblechairs EPIC」の組立を体験して頂いた。

分解された状態のパッケージは約85×70×39cmと巨大。さらに重量は約29kgと、さすがにひとりで運ぶには厳しい重さだ

「アーキサイトのサイトに公開されている組み立て方の動画で予習はバッチリ」という野澤さん。身長152cmと小柄だが果たして、本体サイズW73×D56.5×H127～133cm、重量約27kgの「noblechairs EPIC」をスムーズに組み立てられるだろうか。

開封作業に慣れた野澤さんはカッターを使用。しかし背もたれに傷を付ける可能性があるため、ここは慎重にハサミを使おう	緩衝材を取り払うと背もたれがあらわになる。それなりに重たいが、梱包状態も良く各パーツは楽に取り出す事ができた

構成パーツの全て。パーツ点数は思ったよりも少なかった

座面を固定するチェア基幹部分とガスシリンダー	脚部はアルミニウムを採用し、キャスターのローラー部にはフローリングを傷つけにくいポリウレタン素材を採用

ガスシリンダーカバーや、ロッキング機能などのレバーカバー。付属品には組み立て時に必要な工具も全て揃っている	日本語の組み立てマニュアルとアーキサイトの保証書が一体となったシートが付属。組み立て方はオンラインマニュアルでも確認できる