編集部で使ってみた
2018.09.26 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
製品の概要を把握したところで、続いて「TG-M2SSD-ABR」の取り付け方法を確認していこう。その手順は、底面固定金具に0.5mm厚のサーマルパッドを貼り付けてSSDを装着。その上から1mm厚のサーマルパッドを貼り付けて、ヒートシンクをはめ込むだけのシンプル設計。いずれの手順もツールレスのため、誰でも簡単に進めることができる。ただし、サーマルパッドはとても繊細なため破ってしまわないよう注意して作業を進めていきたい。
まずは底面の固定金具に0.5mm厚のサーマルパッドを貼り付け。なおサーマルパッドはとても破れやすいため、両面の保護カバーは注意して剥がすようにしよう |
台座にはめ込むようにM.2 SSDを装着する。なおネジ穴の位置からフォームファクタはM.2 2280のみの対応になる |
SSDの上に1mm厚のサーマルパッドを貼り付け。長さがやや短いため発熱の大きいコントローラを完全に覆うようにするといいだろう |
その上からヒートシンクをはめ込めば作業は完了だ。左右4箇所のツメを使いしっかりとロックする |
ヒートシンクと底面の固定金具でほぼ全体が覆われるため、SSDの保護効果も期待できる |
最も高さのある4隅のツメでも高さは公称10mm、底面の固定金具からヒートシンクまでは実測約7mmしかなくはめ込み式のM.2 SSDヒートシンクとしては非常に薄型 |
SSDの熱は底面の固定金具と9枚のフィンを備えたヒートシンクによってすばやく放熱される |
2枚のサーマルパッドは、ヒートシンクと底面の固定金具に密着させることで、いずれも破れることなく取り外すことができたため、SSDを交換する場合も安心だ |