インタビュー Vol.36
2018.10.16 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
取材班が向かったのは、JR上野駅から常磐線に揺られること約50分の佐貫駅。待ち構えていたのは、今回の取材の案内役、株式会社アイティーシーでプロダクトマーケティングマネージャーを務めるワン氏。そこから用意された車に乗り込み、国道からわき道に入ると、あぜみちをしばらく走る。所要時間は約30分といった距離だ。
茨城県龍ケ崎市にあるJR佐貫駅。JR秋葉原駅からは上野駅乗り換えで約70分。ローカルな関東鉄道の竜ヶ崎線が乗り入れる接続駅でもある |
「あそこです」と示された方向には、周囲をぐるりと田んぼに囲まれた中にたたずむ倉庫と事務所が見える。到着したはBTOパソコンが組み立てられている竜ケ崎工場(住所:茨城県竜ケ崎市佐沼町150)である。
もとは精米工場だったという場所を大幅に改修。ここがアイティーシーの倉庫兼ストームBTOパソコンの工場だ |
取材当日はあいにくの小雨模様だったが、車から降りると思わず伸びをしてしまいたくなる、のどかな田園風景が広がっている。どこか懐かしいこの場所で、最新パーツを詰め込んだPCが製造されているというわけだ。
周囲を囲む田園。訪れたのは9月下旬。黄金色の稲穂が垂れた刈り入れ前の田んぼがどこまでも広がっていた |