一枚の板のような、スリムデザインのボディをチェック

パッと見ただけではメカニカルキーボードとは分からない、超薄型の「GRAM XS」を外側から観察する

さて、ここからはパッケージから取り出した「GRAM XS」のフラットな外観からチェックしていこう。やはり目につくのは、メカニカルキーボードとは思えない圧倒的な薄さ。外形寸法はW450×D126.5×H24mmで、フルサイズのレイアウトながら、余分なフレーム部分がほとんどないスリムデザインが採用されている。重量は800gと見た目以上の安定感があり、入力時にズレて動いてしまうなどの動揺とは無縁だ。

なお、底面はあらかじめ段差をつけた設計になっており、チルトスタンドは非搭載。グリップ力に優れた合計6つのゴム足で本体を支える構造になっている。接続インターフェイスはUSBで、長さ1.8mのケーブルは取り回し容易な着脱式だ。

サイドから眺めることで際立つ薄さ。全高はわずか24mm、フラットに並んだ段差のないキーキャップにも注目だ

ケーブルは取り回しの良さを考慮し、着脱式を採用。本体側のコネクタはmicroUSBで、約1.8m長の編み込み加工されたケーブルが付属している	フロント右上に備えるインジケータ。右から「Caps Lock」、「Num Lock」、左端が後述する「Game mode」のインジケータになっている

裏返してビックリ、「GRAM XS」は角度調節用のチルトスタンドを搭載していなかった。奥側に段差をつけ、ささやかな傾斜をつける設計になっている

本体後方に搭載されているゴム足。グリップはなかなか良好で、デスク上に本体をよくホールドしてくれる

底面の中央に貼られている、モデル名やシリアルナンバーがプリントされたラベル。接続インターフェイスはUSBのため、当然ながら5V/500mAで動作する仕様だ