「Creative Sound Blaster Cinema5」対応の高音質オーディオ

電磁干渉を防ぐため、オーディオ回路はプラスチック製の専用カバーで保護されている

ゲーミングマザーボードを選ぶ上で重要なファクターとなるオーディオ回路。「Z390 Phantom Gaming 9」では、Realtek製ハイエンドオーディオIC「ALC1220」や、ニチコン製オーディオコンデンサ「ファインゴールド」シリーズ、最大インピーダンス600Ωのヘッドフォンに対応するTI製オペアンプ「NE5532」等で構成される、高音質オーディオ回路を搭載する。

また「Reality 3Dテクノロジー」による、5.1/7.1chバーチャルサラウンドを実現する「Creative Sound Blaster Cinema5」をサポートし、使い慣れたヘッドフォンやステレオスピーカーでも臨場感のあるサウンドを楽しむことができる。

デジタルノイズの混入を抑えるため、オーディオ回路はメイン基板から独立した設計

オーディオICには、S/N比120dBAのRealtek「ALC1220」を採用

オーディオ回路のコンデンサはすべてニチコン製「ファインゴールド」シリーズ	ヘッドホンオペアンプTI「NE5532」。なおオーディオ回路のLEDは基板に直付け

「Creative Sound Blaster Cinema5」の設定は、付属のユーティリティ「Sound Blaster Connect」で行うことができる

標準的なステレオヘッドフォン/スピーカーで、バーチャルサラウンド環境を実現できる

クラス最高峰のネットワーク機能を搭載

IEEE 802.11ac無線LANに加え、ギガビットLANの2.5倍の帯域幅を誇る「Phantom Gaming 2.5 Gigabit LAN」と、IntelチップによるデュアルギガビットLANの4系統のネットワーク機能を搭載。さらにUSBポートは、USB3.1 Gen.2×2（Type-A/Type-C）、USB3.1 Gen.1×6を備え、ゲーミングPCとして多くの周辺機器を接続する場合でも、ポートが不足することはないだろう。

ゲーミングPCではあまり使うことはないだろうが、ディスプレイ出力はHDMIとDisplayPortの2系統。またアナログオーディオジャックには金メッキコネクタを採用

リアインターフェイス部は、RGB LED機能を備えたプラスチック製カバーで保護されていた