エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.695
2018.11.07 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
続いて「AS SSD Benchmark 1.9.5986.35387」で、「SHFR200/480G」の基本性能とシーケンシャルアクセスの圧縮率の影響を確認していこう。
AS SSD Benchmark 1.9.5986.35387:総合ベンチマーク |
AS SSD Benchmark 1.9.5986.35387:Compression-Benchmark |
まず総合ベンチマークを確認すると、シーケンシャルアクセスは読込約525MB/sec、書込約495MB/secで、いずれもインターフェイスの限界に近いスコア。ランダムアクセスも300MB/secを超え、読込は387ポイント、書込は448ポイントを獲得。総合スコアは、1,000ポイントを上回り、SATA3.0(6Gbps)SSDとしてはトップクラスの性能だ。
また「Compression-Benchmark」を確認すると、読込は525MB/sec、書込は485MB/secでほぼフラットなグラフ。シーケンシャルアクセスについては、まったく圧縮率の影響がないことがわかる。
「CrystalDiskMark 6.0.2」でも圧縮率の影響を確認していこう。計測はデータサイズを1GiBに固定。データ形式は圧縮率の低い「デフォルト (ランダム)」と、圧縮率の高い「All 0×00 (0Fill)」の2種類を選択して、計測を行った。
【デフォルト (ランダム)】 | 【All 0×00 (0Fill)】 |
「AS SSD Benchmark 1.9.5986.35387」で確認したシーケンシャルアクセスはもちろん、ランダムアクセスにも有意な差は見られず、「FURY RGB SSD」シリーズは、圧縮率の影響を受けないSSDと結論づけて良さそうだ。よって以降のテストは「デフォルト (ランダム)」のみに絞って行うことにした。