エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.697
2018.11.16 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
メモリスロットは、最大3,866MHz動作に対応するDDR4×2本を搭載。容量は最大で16GB×2の32GBを実装できる。最短の基板配線で電力損失を抑える“最短配線”が設計上の特徴で、スロットはメタルシールドの「SuperO Armor」で保護されている。
最大3,866MHzのOCメモリを実装可能で、XMPプロファイルをサポート。なおメタルシールドの「SuperO Armor」は、EMI干渉の影響がないことが検証されている |
続いてストレージ構成をチェックしていこう。今やすっかり高速ストレージの定番になったM.2スロットは、チップセットヒートシンクを跨ぐ形で表面に1基、さらに基板裏にもう1基を備えている。PCI-Express3.0(x4)接続のNVMe SSDによるRAID 0構成も可能だ。
また、SATA3.0(6Gbps)ポートも4基を備え、搭載数に不足はない。ポート直挿しで使用するSATA DOM用の電源コネクタを実装するあたりは、サーバー製品のDNAを色濃く感じる部分だ。
PCI-Express3.0(x4)接続に対応するM.2スロット(M.2 2280)を2基搭載。もう1基と合わせ、RAID 0/1をサポートしている |
限られたスペースを有効活用するため、もう1基のM.2スロットは基板裏に実装。搭載場所の関係上、ヒートシンクなどの冷却アクセサリの運用については、やや難しさもあるだろう |
SATA(6Gbps)は4基を実装、RAIDレベルはRAID 0/1/5/10に対応する。なお、そのすぐ隣にはSATA DOM用の電源コネクタも備えている |