エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.697
2018.11.16 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
外観チェックの締めくくりは、PCとしての使い勝手を左右するバックパネルインターフェイスだ。USBはUSB3.1 Gen.2 Type-A×3とUSB3.1 Gen.2 Type-C×1など十分な数を揃え、グラフィックス出力はデュアル4K出力が可能なDisplayPort1.2とHDMI2.0を搭載。ネットワークはIntelチップのギガビットLANのほか、同じくIntelのCNVi対応カードを実装している。
小型マシンのベースとしては、十分すぎるインターフェイスを装備。USBポートもグラフィックス出力も不足なし、レガシー入力デバイス向けにPS/2ポートも備えている |
ここからは実際に「C9Z390-CG-IW」をベースとしたマシンを組み上げ、その挙動をベンチマークテストで確かめていこう。CPUには、Intelのコンシューマ向け製品では初の8コアを搭載した最上位モデル「Core i9-9900K」を用意。メモリには、DDR4-2,666MHz動作のゲーミング向けモデルCFD Selection Ballistix by Micron「Ballistix Tactical」(Q4U2666BMT-8G)を実装している。
8コア/16スレッド動作に対応するCore i9-9900Kの挙動を「CPU-Z」でチェック。高負荷時は最大5.0GHz(1コア)、省電力動作時は800MHz付近で動作していた |