エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.697
2018.11.16 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
制御プログラムは最新世代の「UEFI BIOS」を採用、この画面は簡易設定用の「EZ Mode」だ。基本的な設定はこのモードのみで完結させることができる |
「C9Z390-CG-IW」の制御プログラムは、マウス操作に対応する「UEFI BIOS」が採用されている。ただし最新世代では従来製品から大幅な刷新を遂げており、際立って設定の見やすさ・分かりやすさが向上した。
簡易設定用の「EZ Mode」と詳細設定用の「Advance Mode」から構成され、初心者やライトユーザーなら「EZ Mode」だけでも問題なし。システム情報の把握やブート設定から、簡易オーバークロック、XMP設定まで、1画面で主要な項目をカバーすることができる。
一方で主にユーザーレベルでのチューニングで使用する「Advance Mode」は、オーバークロック関連の項目がひとまとめにされるなど、目的ごとに素早く設定にアクセスできる点が魅力。Saveなどの一部項目が埋もれてしまうなど、従来やや使いにくかった部分もしっかり変更されている。
F7を押すとモード変更、詳細設定用の「Advance Mode」に切り替わる。カテゴリごとにタブで分割され、目当ての設定項目が探しやすい |
CPU関連のオーバークロック項目が並ぶ「CPU Overclocking」。手動のクロック設定や全コア一律設定、BCLK設定などが可能 | 電圧関連は「Voltage Configuration」に集約。CPUなどのOCページで設定すると、項目によっては連動して電圧設定が変更される |
メモリ関連のオーバークロック設定を扱う「Memory Overclocking」。各種タイミングの設定やXMP設定、さらに最大8,267MHz動作のプロファイル設定などが並んでいる |
CPUの各種機能にアクセスできる「CPU」タブ | メモリの設定は「Memory」タブ。搭載メモリの定格範囲で動作クロックを選択できる |
各種機能やインターフェイス用の設定が並ぶ「Advanced」タブ | ハードウェアの動作状況がひと目でチェックできる「H/W Monitor」タブ |
「Save & Exit」タブには、Save関連に加えてBootメニューも統合されている | BIOSアップデートを行う「BIOS Update」タブ。あらかじめUSBメモリやドライブにBIOSデータをダウンロードしておけば、この画面からアップデートできる |