エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.699
2018.11.23 更新
文:テクニカルライター・藤田 忠
実測約240mmのオリジナル基板を採用する「NITRO+ RADEON RX 590 8G GDDR5 SPECIAL EDITION」 |
続いて、VGAクーラーを取り外したオリジナル基板をチェックしていこう。基板長は実測約240mmで、コンポーネントの実装密度はかなり高い。また、電源回路には、製品寿命20万時間を誇る高性能アルミニウム固体コンデンサや、電力効率を25%高めた「Black Diamond 4 Chokes」による6フェーズ電源回路を搭載する。
12nm FinFETを採用するRadeon RX 590。動作クロック以外のスペックや、ダイサイズはRadeon RX 580から変更ない |
GPUコア用の電源回路は6フェーズ構成 |
電源回路のチョークコイルは「Black Diamond 4 Chokes」で、台湾APAQ製の高性能アルミニウム固体コンデンサを採用 | MOSFETは1フェーズあたり1基搭載 |
「Black Diamond 4 Chokes」の表面には、ヒートシンクが貼り付けられていた | PWMコントローラは、Radeonシリーズで採用例の多いON Semiconductor「NCP81022」 |
BIOS切り替えスイッチの下にはBIOS ROMとして、ELAN Microelectronic「EM88F758NSO20J」を実装 | メモリ用のシングルフェーズ電源回路。チョークコイルにはSAPPHIREロゴが刻印されていた |
GPUコアを囲むよう8枚のGDDR5メモリを搭載 | GDDR5メモリは、動作クロック2,000MHz(8Gbps)のMicron「MT51J256M32HF-80:B」 |
VGAカバー側面にあるSAPPHIREロゴ用のLEDコネクタ | ファン制御、電源供給用の4pinコネクタ |