エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.699
2018.11.23 更新
文:テクニカルライター・藤田 忠
まずは3Dベンチマークの定番「3DMark」のスコアからチェックしていこう。テストプリセットは「Fire Strike」「Fire Strike Extreme」「Fire Strike Ultra」と、DirectX 12ベースの「Time Spy」「Time Spy Extreme」の5種類を実行。CPUの性能が含まれる総合スコアと、GPUの性能がダイレクトに影響するGraphics scoreをまとめている。
GPUとメモリの両方がオーバークロックされている「NITRO Boost Settings」では、Radeon RX 580から約15%スコアが向上。また、定格相当の「Silent Settings」でも、約10%スコアが向上しており、AMDの謳い文句どおりの結果となった。
続いて「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター」の公式ベンチマークテストをチェックしていこう。描画品質は“最高品質”に固定し、解像度は1,920×1,080ドットと3,840×2,160ドットの2種類で計測を実施。総合スコアと平均フレームレートをまとめている。
傾向は「3DMark」とほぼ同じ。Radeon RX 580との比較では、総合スコア、平均フレームレートとも「NITRO Boost Settings」は約15%、「Silent Settings」は約10%向上。また、フルHD解像度の平均フレームレートは80fps台で、大規模レイド戦も余裕を持って楽しめるだろう。