エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.707
2018.12.28 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
パーツの取り付け直後の状態。DIY水冷PCは比較的配線が多くなりがちだが、今回はさらにRGB LED仕様のデバイスを多数搭載したため、ご覧のようなありさま |
ここまでで主要パーツの取り付けが完了。裏配線スペースにケーブル類を引き回し、できる限り整理整頓をしていく。右サイドパネルも強化ガラス製の「A500 TG」だけに、完成後に丸見えとなるため必須の工程になる。根気のいる作業だが、じっくりと進めていこう。
門馬氏いわく「ケーブルの種類や太さを考慮してまとめるのがコツ」だとか。メンテナンスやパーツ増設の際に見分けが付くように配慮したい |
ケーブルマネジメント作業の際に是非利用したいのが、ThermaltakeのRGB LEDパーツを最大9台接続して一括制御できる、便利なLEDコントローラ「TT Sync Controller」(型番:CL-O015-PL00BL-A)。RGB LEDの制御は独自ユーティリティ「Riing Plus RGB」の他、ASUS「Aura Sync」、GIGABYTE「RGB Fusion」、MSI「Mystic Light Sync」に対応(排他仕様)する。
コネクタは9pin×9、電源はSATA電源コネクタを使用。外形寸法はW90×D90×H7.5mmとコンパクトなため、裏配線スペースなど狭い場所に設置できる |
最大9台のデバイスを接続できるRGB LEDコントローラー「TT Sync Controller」。「Riing Trio Plus 12 RGB」を9基分、そのほかRGBデバイス接続用として、合計2つを使用した |
見た目の仕上がりを左右するケーブルマネジメントは、自作派にとって腕の見せどころ。行き交うケーブルを整理するために、備え付けの面ファスナーや、市販のタイラップ、マザーボードトレイ備え付けのグロメット付きスルーホールを最大限に活用したい。
所用時間40分ほどで裏配線が完了。未使用の2.5インチシャドウベイの隙間やタイラップも駆使した無駄のないケーブルレイアウトに仕上がった |