エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.709
2019.01.05 更新
文:テクニカルライター・藤田 忠
ここからはPCやNASに搭載して「MN07ACA14T」のパフォーマンスを見ていこう。単体性能を計測するPCの主要構成は、CPUがAMD Ryzen 7 2700X、マザーボードがASUS「ROG CROSSHAIR VII HERO(WI-FI)」で、2ベイNASのQNAP「TS-251B」を使用している。
PCIe拡張スロットを備えるQNAPの2ベイNAS「TS-251B」。実勢売価は35,000円前後 |
「CrystalDiskInfo 7.8.3」の結果 |
手始めはPCに接続した際の単体性能を「CrystalDiskMark 6.0.2」で計測していこう。計測はテストデータ1GiB、4GiB、8GiB、16GiB、32GiBで行っている。
「CrystalDiskMark 6.0.2」のテストデータ1GiB | テストデータ2GiB |
テストデータ4GiB | テストデータ8GiB |
テストデータ16GiB | テストデータ32GiB |
シーケンシャルリード・ライトは、最新モデルだけあって、テストデータ容量に関係なく260MB/sec台を発揮。逆にランダムパフォーマンスは、それなりで1~2MB/sec台となっている。
続いては「HD Tune Pro 5.70」の「Benchmark」を実行。最外周と内周部のパフォーマンスを計測している。
「HD Tune Pro 5.70」の「Benchmark」のリード |
「HD Tune Pro 5.70」の「Benchmark」のライト |
最外周から内周の全領域のパフォーマンスを見られる「Benchmark」。「MN07ACA14」の最外周部はCrystalDiskMarkの結果と同じく、リード・ライトともに260MB/sec台となっている。また、HDD性能のポイントとなる最も遅い最内周部のスコアも優秀で、リード113.8MB/sec、ライト116.2MB/secを発揮している。