エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.721
2019.02.27 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
密閉型デザインのトップパネル裏にも、冷却ファンが増設可能。出荷時は非搭載のオプション扱いながら、120mmファンなら3基、140mmファンなら2基が搭載できるようになっている。もちろんラジエターの搭載も可能で、最大240/360mmサイズをサポートする。
PCケース内部から天板部を覗く。シャーシ部はほぼ全面にわたる通気孔仕様で、冷却ファンを増設しない場合は自然排気を行う |
密閉型デザインながら、左右側面には通気孔を用意。ここから吸排気ができるようになっている |
リア排気用には「ARGBファン」が標準で装着済み。インペラ数9枚の120mmファンでMystic Light Syncをサポート。対応機器との接続で、イルミネーションが制御できるほか、Reset/LEDスイッチを押すことで、7種類のLEDエフェクトが設定可能。
25mm厚の120mm「ARGBファン」は、4pinコネクタにより給電。さらにLED制御用のケーブルは「ARGB LED HUB」に接続されている |
右側面、左上に備わるMSIロゴ付きのBOXは「ARGB LED HUB」だ。これは「MPG GUNGNIR 100」に接続される(または増設される)RGB LED機器のライティングを一括で制御するためのハブで、3pinタイプのRGBコネクタ(オス)が8口用意。出荷時はLED1にフロントパネル下部のLEDストリップ、LED2に同上部のLEDストリップ、さらにLED3にリア120mm「ARGBファン」がそれぞれ接続されている。なお「ARGB LED HUB」では、発光部分のみの給電となり、冷却ファンとしての動作は別途冷却ファン側で電源を供給させる必要がある。
「ARGB LED HUB」自体はSATA電源ケーブルで給電。右端のDATAケーブルは、マザーボードの対応3pin RGBコネクタに接続する。対応機器は3口が埋まっているものの、残り5口(LED4〜LED8)が増設用として利用できる |