エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.722
2019.03.02 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
製品の概要を把握したところで、ここからは編集部に届けられた評価サンプルをパッケージから取り出し、外観を眺めていこう。オーバークロック時でも安定した電力供給を可能にするカスタム基板と、実質3スロットを専有する大型クーラー「TRI-FROZR」を採用する「GeForce RTX 2080 Ti GAMING X TRIO」。本体サイズはW140×D327×H55.6mm、重量は1,582g。先日詳細検証をお届けしたフラッグシップ「GeForce RTX 2080 Ti LIGHTNING Z」よりは若干控えめながら、グラフィックスカードとしてはやはり最大クラス。水平設置を想定しているなら、付属の「VGAサポーター」を使うなど、しっかりと対策をしておきたい。
トリプルファンクーラー「TRI-FROZR」を搭載する「GeForce RTX 2080 Ti GAMING X TRIO」。カード長は300mmを大きく上回る |
クーラーカバー側面部分には「Mystic Light Sync」に対応する、アドレサブルRGB LEDイルミネーションを搭載 |
カード裏面は、ゲーミングドラゴンのロゴがデザインされたアルミニウム製バックプレートで保護されていた |
ヒートシンクの厚さだけでほぼ2スロットを専有する「TRI-FROZR」。搭載時は実質3スロット分の空きが必要になる |
クーラーカバーのNVLinkコネクタ部分は2本のネジで固定されていた。「NVLink GPU Bridge」を装着する場合は、忘れずに取り外しておこう |
補助電源コネクタは、リファレンス(8pin×2)を上回る8pin×2、6pin×1を搭載。PCI-Express(x16)スロットと合わせて最大で450Wまで供給できる計算だ |
出力インターフェイスはDisplayPort1.4×3、HDMI×2.0b×1、USB Type-C×1の5系統を備え、同時出力は最大4画面、解像度は最高7,680×4,320ドットまで対応 |