Deepcool「GAMMAXX L240」の外観スタイルをチェック

概要を把握したところで、ここからはパッケージから製品を取り出し、Deepcool「GAMMAXX L240」の外観をチェックしていこう。オールインワン水冷ユニットということで、当然ながらポンプ一体型のウォーターブロックとラジエターは出荷時よりウォーターチューブで接続され、クーラント液も注入済み。ユニット自体の組み立ては、2基の120mm口径ファンと対応プラットフォームのブラケットをネジ止めするだけで完了だ。

240mmサイズのアルミニウム製ラジエター

熱循環効率と放熱面積を高めた「マイクロウォーターチャンネル」構造を採用するラジエターは、120mmファンを2基並べて搭載できるいわゆる「240mmサイズラジエター」。なお上下にはタンクユニットが張り出しているため、長さは274mmあり、120mmファン2基よりも余分にスペースが必要になる。

アルミニウム製の240mmサイズラジエター。クーラント液の通路を境につづら折のフィンが13列並んでいる

ラジエターの上下にはリザーバータンクユニットがあるため、設置スペースは余分に必要になる

熱循環効率と放熱面積を高めたという「マイクロウォーターチャンネル」構造を採用

スリーブタイプのウォーターチューブ

耐久性に優れるナイロン製のスリーブで保護されたウォーターチューブ。チューブ径は実測約13mm、チューブ長さは310mmとされ、一般的なミドルタワーやミニタワーPCケースであれば、トップ、フロントのいずれに取り付ける場合でも長さが不足することはないだろう。

耐久性に優れるナイロン製スリーブを採用したウォーターチューブ。見た目の印象ほど固くなく、取り回しはラクに行うことができた