エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.731
2019.04.05 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
さて、ここからは早速「Dynamic Local Mode」の効果を各種ベンチマークテストで確認していこう。テスト用のCPUは32コア/64スレッドの「Ryzen Threadripper 2990WX」で、マザーボードにはASRock「X399 Taichi」を、グラフィックスカードにはRadeon RX Vega 56を採用する「ROG-STRIX-RXVEGA56-O8G-GAMING」を使用した。また比較対象として、「Ryzen Threadripper 2950X」を用意し、「Distributed Mode」と「Local Mode」で動作させた場合でも計測を行った。
Ryzen Threadripper最上位モデル「Ryzen Threadripper 2990WX」(以降:2990WX) |
アイドル時は2.00GHzまでクロックが低下。またシングルコアに負荷がかかった場合には、最高4.0GHzを超えるクロックで動作するのが確認できた |
64個の論理プロセッサが並ぶ圧巻の「タスク マネージャー」 |
16コア/32スレッドの「Ryzen Threadripper 2950X」(以降:2950X) |
アイドル時は3.00GHz、最高クロックは4.25GHzまで確認できた |
「Simultaneous Multi-Threading」(SMT)により、OSからは32個の論理プロセッサを認識 |