エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.733
2019.04.16 更新
文:pepe
計算されたケーブルマネジメントにより裏配線はとてもスッキリとしている |
「PG-M」を抑えておくポイントとして忘れてはいけないのが、筐体に採用されている「NEO」のケーブルマネジメントだ。両サイド強化ガラスの宿命ともいうべき裏配線のビジュアル部分だが、独自のケーブルカバーで配線を目隠しすることでスッキリとまとめられている。さらに、3.5インチシャドウベイの横に約53mmの裏配線スペースを備え、ケーブル直結式の電源ユニットでありながら電源ケーブルがあふれることなく完全に収まっていた。これは3.5インチシャドウベイをPCケース正面から取り出すレイアウトにし、かつ若干ではあるが3.5インチシャドウベイをPCケース正面から向かって左にオフセットした構造により実現したスペース。また通常のマザーボードトレイまでの裏配線スペースは約18mmとなっており、十分に確保されている。
独自のケーブルカバー部分はハンドスクリューにより固定され、カバーを閉じることで配線を目隠しすることができる | ケーブルカバー部分の内側には収納されたケーブルが面ファスナーで上手にまとめられていた |
3.5インチシャドウベイの横は約53mmのスペースを確保。ケーブル直結式電源ユニットでありながらケーブルがあふれることなく収まっていた |
トップパネルに備えられたイルミネーション制御用のスイッチにより、フロントパネル下部のLEDイルミネーションを操作できる。カラーは全10色でスイッチを押すとホワイト、ブルー、パープル、ピンク、レッド、オレンジ、イエロー、グリーン、ターコイズ、スカイブルーの順に切り替わる。また、スイッチを長押しすることでソリッドな点灯から呼吸するようなブレスタイプのイルミネーションへの切り替えや、さらにLED自体を消灯することもできる。
LEDは下に向かって照射、眩しくなく落ち着いた雰囲気のイルミネーションだ |