エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.734
2019.04.18 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
「ERF650AWT」は大口径の139mmファンを搭載しているため、外形寸法はW150×D160×H86mmと、同クラスのモデルに比べて奥行きはやや長め。サンドブラスト加工が施された筐体とメタリックなファングリルのコントラストは、見た目にも引き締まった印象を与えてくれる。背面はハニカムメッシュ仕様で、任意にファンを逆回転させてホコリを飛ばす「D.Fスイッチ」も実装されている。
「REVOLUTION D.F.」シリーズの650Wモデル「ERF650AWT」。外形寸法はシリーズ共通でW150×D160×H86mmだ |
奥行きはやや長めの160mm。筐体全体にサンドブラスト加工が施されている |
大口径139mmのツイスターベアリングファンを搭載。ENERMAXロゴ入りのメタリックなファングリルを備えている |
排気が吹き出す背面は、ハニカム形状のメッシュ仕様。主電源のロッカースイッチの反対側には、プッシュするとファンを逆回転させられる「D.Fスイッチ」が実装されている。ファンに付着したホコリを飛ばす、長時間ノンストップで運用する人向けの機能だ |
組み込み時にはケース内部を向く、モジュラーコネクタ。それぞれコネクタ形状が異なるため、挿し間違えることはない |
フルモジュラー仕様のため、搭載パーツに応じて最適なケーブル構成を選択できる |
「REVOLUTION D.F.」シリーズは、すべてのケーブルを着脱式としたフルモジュラータイプ。構成に合わせた最小限のケーブルのみ接続すればよく、ケーブル自体もフラット形状のため、取り回し容易でケース内の邪魔にならない仕様だ。
なお650Wモデルの「ERF650AWT」では、電源コネクタはATX 24pin×1、CPU(4+4pin)×1、PCI-Express(6+2pin)×4、SATA×8、4pinペリフェラル×4を装備。シリーズ中最小の容量ながら、マルチGPUも構築できる。
24pinのATX電源ケーブル。全長は60cmだ | 4+4pin構成のCPU補助電源ケーブルは全長70cm |
PCI-Express(6+2pin)補助電源は、ケーブル2本で合計4コネクタを備える。ケーブル全長は50cmだ | SATA電源ケーブルは、全長90cmに4コネクタを実装。2本で8系統を給電できる |
4pinペリフェラル電源は、4系統を備えた1本が同梱されている | 4pinペリフェラルから変換して使用できるFDD電源ケーブル |
アース線付きの主電源ケーブル | パッケージには、タイラップと主電源脱落防止のストッパーも同梱されていた |