エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.735
2019.04.24 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
一通り画像による検証を行ったところで、ここからは「Trident X Plus」の「9SD-077JP」を実際に動作させ、各種ベンチマークテストによるパフォーマンス検証を進めていこう。ハイエンド謳う製品では最小クラスとなる、10リットルサイズのゲーミングPCだが、サーマルスロットリングなどが発生せずに、期待通りのパフォーマンスを発揮することができるのだろうか。
CPUにはゲーミング向けとして、非常に評価の高い第9世代Intel Coreシリーズの8コアモデルCore i7-9700Kを搭載 |
アイドル時は省電力機能が有効になり、800MHzまで動作クロックが低下 | Turbo Boost機能によって最高4.90GHz、マルチコア関連のテストでも4.60GHzまでクロックが上昇 |
「CPUZ 1.88.0」からはマザーボードは「MPG Z390I GAMING EDGE AC」として認識 | メモリは定格通り2,666MHzのデュアルチャネルとして動作 |
グラフィックスカードにある2基の冷却ファンは、セミファレス駆動に対応 | 高負荷時には、GPUコアクロックは最高1,845MHzまで上昇した |
「デバイス マネージャー」を確認すると、CPUはCore i7-9700Kが8コア分認識。グラフィックスカードはNVIDIA GeForce RTX 2070で、ストレージは256GBのNVMe M.2 SSD「MZVLB256HAHQ-00000」と、2.5インチ1TB HDD「HTS721010A9E630」 |
「MZVLB256HAHQ-00000」のシーケンシャルは最高3,500MB/sec、ランダムは最高300K IOPSを超え、ほぼ公称値通り | 「HTS721010A9E630」は、2.5インチHDDらしく性能はそこそこ。基本的にはデータ保存用と考えて良さそうだ |
「Trident X Plus」に実装されているLEDイルミネーションは「Mystic Light」ソフトウェアで制御可能 | 右上にあるリンクマークをクリックすると、対応デバイスのイルミネーションをまとめて設定できる |
液晶ディスプレイやキーボード、マウスなど、ゲーミングデバイスが充実しているMSIなら、システムすべてを統一することもできる |
144Hz/1ms駆動に対応する27インチWQHD曲面ゲーミング液晶「Optix MAG271CQR」。背面のLEDイルミネーションは「Mystic Light」で制御できる |