Cooler Masterの最新フルタワーPCケース「COSMOS C700M」

さてここからは、パソコンショップSEVENが太鼓判を押すフルタワーPCケース「COSMOS C700M」を詳細にチェックしていこう。Cooler Masterの最上位「COSMOS」シリーズらしい、ひと目でそれと分かるデザインを継承しながら、色鮮やかなLEDラインや、「Mポート」と呼ばれるスイング式のグラフィックスカード搭載モジュールなど、イマドキの自作市場に合わせたギミックを備えた。

ちなみにサイズはW306×L650×H651mm、本体重量は23.4kgに達し、PCパーツを組み込んだ状態では30kg近く（もしくはそれ以上）になる。トップにハンドルがあるとはいえ、持ち運ぶ際には十分に注意したい。

アルミニウム製のトップハンドルは筐体フレームにしっかりと固定され、PCを運ぶ際の「持ち手」の役割を担う

ボトム部分には同様のデザインのアルミニウムフットを実装。ケース全体を約30mm底上げする

フロントアクセスポート、およびスイッチ類は、フロントトップに集約。インターフェイスはUSB3.1 Gen.2 Type-C×1、USB3.0 Type-A×4、3.5mmヘッドセットジャック×1、3.5mmマイクジャック×1、スイッチは電源ボタン、リセットボタン、ファンコントロールボタン、ARGBコントロールボタンを備える。

インターフェイスやボタン類はフロントトップに集約

向かって左側にはファンコントロールボタンを、右側にはARGBコントロールボタンを搭載

ファンコントロールボタンは「High(100%)」「Medium(75%)」「Low(50%)」「M/B sync(PWM)」の4モードの切り替えが可能。またARGBコントロールボタンでは、7つのプリセットカラーを選択できる「Static」、4つのプリセットサイクルを選択できる「Cycle」、マザーボードのアドレサブルRGBと同期する「M/B sync」、イルミネーションOFF（長押し）の4つのモードを選択できる。

「Static」モードで設定されている7つのプリセットカラー

「Cycle」モードのプリセット「レインボー」を選択したところ