エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.740
2019.05.23 更新
文:pepe
標準構成に採用されているASUS製ゲーミングマザーボード「ROG STRIX Z390-F GAMING」 |
「ZEFT X9E」の標準マザーボードは、ASUS 「ROG STRIX」シリーズのIntel Z390モデル「ROG STRIX Z390-F GAMING」だ。CPUは第9/8世代Intel Coreシリーズに対応し、デジタル制御「Digi+ VRM」と「DrMOS」を組み合わせた電源回路により、最高8コア/16スレッドの最新CPUの性能を最大限に引き出すことができる。また「COSMOS C700M」との同期もできる独自イルミネーション「Aura Sync」機能を搭載する。
なおカスタマイズ項目に用意されている7種類のマザーボードは、すべてIntel Z390チップセットを搭載する。
「ROGロゴ」がデザインされたI/Oカバーを実装。もちろん「Aura Sync」によってイルミネーションも制御できる |
CPUはCoffee Lake(およびCoffee Lake Refresh)の最上位Core i9-9900Kを搭載。コア数は物理8コア、論理16スレッド、動作クロックは最高5.00GHzに達する。そして発熱の増えたメニーコアCPUをしっかりと冷却するため、CPUクーラーには240mmラジエターを採用するオールインワン水冷ユニットCORSAIR「H100i PRO RGB」をチョイスした。
なおCPUは全10種、CPUクーラーは全5種から選択可能。CPUクーラーにはRGB機能を搭載したモデルも用意され、より艶やかにケース内部をドレスアップすることもできる。
240mmラジエター採用オールインワン水冷ユニットの定番モデルCORSAIR「H100i PRO RGB」 | ケースファンは標準で140mm×4(フロント×3/リア×1)を備え、BTOによるカスタマイズも可能 |
メモリはCrucialブランドのDDR4-2666 32GB(16GB×2)で、ゲーミングPCとしては必要十分。さらにマルチタスク処理を重視するユーザーのために、最高64GB(16GB×4)まで増設できる。またRGBイルミネーションを試したい人のためにG.SKILL「Trident Z」(DDR4-2666/16GB)も選択可能だ。
評価機に搭載されていたメモリはBallistixシリーズの「W4U2666BMS-16G」。動作クロックは2,666MHz、動作電圧は1.20V |
スペック表ではNVIDIA GeForce RTX 2080 Tiとされているグラフィックスカード。実機を確認したところ2.7スロット専有の大型3連ファンクーラーを搭載するASUS「ROG-STRIX-RTX2080TI-O11G-GAMING」が実装されていた。
「ROG STRIX Z390-F GAMING」と同じ「ROG STRIX」シリーズに属する製品で、もちろん「Aura Sync」によるイルミネーションの同期が可能。また高い冷却性能を活かしたオーバークロックモデルで、ブーストクロックはGaming Mode時が1,650MHz、OC Mode時は1,665MHzにチューニング済み。ディスプレイ出力はDisplayPort1.4×2、HDMI2.0b×2、USB Type-C×1の5系統で、補助電源コネクタは8Pin×2を備える。
90mmファンを3基搭載するオリジナルクーラーを採用。クーラーカバーとバックプレートの両方にRGB LEDを備え、マザーボードと同期したイルミネーションが可能だ |