エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.744
2019.06.11 更新
文:pepe
組み立てが完了した「VG278QR」の外観を見ていこう。薄めのベゼル右下には、該当するスイッチが裏側にあることを意味するマークがプリントされている |
続いて外観をチェックしていこう。基本的に液晶面以外の機能は背面に集中しており、向かって左側にOSD制御用のスイッチ、中央に各種インターフェースを配置。それ以外では、右側下部にはケンジントンロックを備えるのみ、シンプルで無駄がない印象だ。
ゲーミング液晶らしい装飾が施された、背面のデザイン。ただし機能的には、非常にシンプルな構成になっている |
モニターアームの取り付けが可能なVESA規格に対応。四隅のゴムキャップ下のネジを外すことで、VESA100(100mm×100mm)対応アームに固定できる |
インターフェースは、DisplayPort 1.2、HDMI 1.4、DVI-D、3.5mmステレオミニジャック(オーディオIN/OUT)、DC INを搭載。USBなどの拡張ポートなく、必要最小限といった印象だ |
配線をスッキリまとめる、ケーブルマネジメント用のホールも備える |
その一方で驚かされたのが、機能性に優れたスタンドだ。最も定番である前後画面角度を調整する+33°~-5°のチルトを筆頭に、130mmの上下高さ調整機能、縦方向に90°回転させるピボット、さらにスタンドを軸に台座部分を左右90°に回転するスイベルに対応している。
特に台座を動かすことなく画面を左右回転させるスイベルは、重量のあるゲーミング液晶にとっては嬉しい機能。一般的なモニターアームに匹敵するほど調整の幅が広く、自由な可動域をもっている。設置場所やディスプレイの位置がしっくりこない、という不満はそうそう出ないハズだ。
前後画面角度を調整する、+33°~-5°のチルト機能 |
上下の高さ調整は130mmの範囲で行える |
画面を縦方向に90°回転させるピボット。左右両方向に90°回転する |
アームを軸に台座部分が左右それぞれに90°回転するスイベル |